
かつては【算数・数学】が苦手だった『しんたろー少年』。今では数学の講師を十数年しておりますが、【算数・数学】の挫折ポイントが少なくとも4,5回はありました。高校受験苦しめられた数学を克服するために行われた、「近所のおじさん」による猛特訓。嫌で仕方なかった一方で、当時の自分には足りなかったことがたくさん学べました。
前回お話ししたこの経験から一体どんなことを学んだのか。今回はそれをお伝えしようと思います。
目次
学んだこと①「書くことの大切さ」
まずは書くことの大事さ。
頭の中で考えていても思考は整理されません。
よほどの才能がない限り、書きだすことで考えがまとまってきます。
ノートをふんだんに使用してたくさん書く。
そうすると考えがまとまり、意外な視点に気が付いたり、分かっていたつもりのものが実はわかっていなかったなど
多々あります。
学んだこと②「消しゴムを使わない」
次に消しゴムを使わないことです。
これは一見大したことの無いように思えますが、非常に重要です。
先ほど書くことによって…と話しましたが、書くことによってまとまるわけで
書いては消して書いては消してでは、まとまりません。
それは毎回リセットボタンを押しているようなもので、何度も振出しに戻っているため一向に進まないのです。
単に書き間違えたときならよいですが、そうでなければ解法が間違えているかもしれなくても残すべきです。
ひょっとするとその中に解決のヒントがあるかもしれないからです。
おじさんの正体
私はいまでもこのおじさんには感謝をしています。
ちなみにこのおじさんは何者かというと、うちのパパ上の【上官】でございます。上司ではなく上官です。自衛隊だから。
当時うちのパパが【3等海佐(昔で言う少佐)】で、そのおじさんは【1等海佐(昔で言う大佐)】でした。
つまり私は、【大佐】によるスパルタ教育を受けていたのですね!なんと贅沢(涙)
まあ二度と味わいたくはないですがね…
そんなこんなで数学はできるようにはなりましたが、本命の高校には間に合いませんでした^^;
そうなんです。苦手な科目は数学だけでなく英語も苦手でしたので…
準備は早くしないといけないと年を重ねれば重ねるほど思います。
四度目の挫折――そして浪人へ
第4回目。それは2000年のこと。聖飢魔II。いや、世紀末。
この年、私は2度目の大学受験生を味わっていました。そうです。浪人です(T_T)
人間ってアホな生き物です。中3の時にあれほど苦しい思いを味わっておきながら、時間が経つと忘れてしまうものなのです。
中3のとき何で苦しんだの?ってのに、全く普段から勉強してなかったんですよね…。
そんなんだから現役のときは全くもってできず、あえなく浪人となるのです。
そして、浪人。
今度こそ!ちゃんとやるぜ!
人間そうそう簡単に変わりません。やはりまたやるのでした。
細かい内容は、こちらの投稿を参照ください!笑
そんなこんなで私は算数・数学というものに苦しめられて来たわけです^^;
しかーし!まだ終わりません笑
やはりツケはまわるもの。ちゃんと勉強してなかったことを後悔することばかりが起こります笑
それはこう御期待☆

大学受験専門塾LIBERA塾長・予備校講師。
数学を通して生徒の想像力と独創力と忍耐力を養成する。自身が数学で苦労した経験を踏まえた懇切丁寧な解説と、明るい人柄が生み出すテンポの良い語り口で全学年・全レベルの受験生を魅了する。
記事一覧
第1回 『LIBERA塾長』のこうして数学できるようになったのよ〜①小学生編
第2回 『LIBERA塾長』のこうして数学できるようになったのよ〜②転機
第3回 『LIBERA塾長』のこうして数学できるようになったのよ〜③学んだこと