定期テスト対策を通して入試につながる実力を養う漢文学習の"極意"

安田です。こんにちは。

近年、首都圏の私立大学では学校推薦型選抜や総合型選抜の割合が高くなっており、学校の勉強を頑張って高い成績を確保しておくことで選択肢を増やすことが重要になってきています。また、国公立大や私立大のいわゆる一般入試にしても、やるべきことが増大しているのは間違いありません。

高校生活の時間そのものは限られていますから、普段の学習を効果的に行い、時間をより、、有効に使うことを真剣に考え、すぐに実践に移していかないと厳しいでしょう。

そこで今回は、日常の学習を有効に行い、成績をきちんと確保しながら、一般受験につながる実力をつけていく手段として、定期テストを活用した漢文学習法をお伝えします。

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漢文学習は「定期テスト対策=受験勉強」にする

大前提として、少なくとも漢文においては「学校の定期テストに向けて勉強することがそのまま受験勉強である」という意識を強く持って取り組みましょう。

学校の授業で学ぶ句形や語彙の知識、読解の方法はそのまま受験で使えるものです。
成績を上げると同時に受験勉強にもなります。

普段からの取り組みとテストに向けた勉強が重要なのは言うまでもないでしょう。

定期テストに向けた漢文学習は「出題範囲を120%理解する」意識を持つ


テストで盤石な点数を取るためには、出題される範囲について、少なくとも授業で触れた内容はすべて理解して、可能であればすべて覚えておきたいものです。

また、授業では直接触れていなくとも、教科書の隅に小さく書いてあるような補足情報や、作品や作者の情報を便覧などで入れておき、120%の理解をしておくことで、高得点が期待できるようになります。

定期テスト前の漢文学習は4段階で行う

定期テストに向けたおすすめの漢文学習法は以下の手順です。

おすすめの定期テスト学習法
  1. 教科書掲載の文章を音読する
  2. 書き下し文にする
  3. 注釈や漢和辞典を使いながら訳す
  4. 白文(返り点・送りがなが付いていない文)に自力で返り点と送りがなを振る

こうした学習を定期テストの勉強で取り組めると、点数を取れるのはもちろんのこと、初見の文章を読む力も同時に鍛えることができます。

より具体的な勉強法については、「学校の授業・教科書を活用して漢文学習を進める方法」を参照してください。

定期テスト後には徹底的な復習をする

テストの後には、「分からなかった・間違えた問題」の確認と解き直しが必須です。
これは定期テストに限らず、日常の小テストや模試でも同様です。

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自分ができないものをできるようにするのが勉強ですから、テストでできないものをチェックしたら、きっちり克服しておくことで前に進むことができます。

復習は以下の手順でやってみましょう。

復習の手順
  1. 分からなかった問題、間違えた問題、正解していたけれども確信を持てなかった問題をピックアップする
  2. 時間制限のない状態で再度考えて解いてみる
  3. 解答を確認し、まだできない問題や不安の残る問題を抽出
  4. 教科書やノート、授業プリント、参考書、辞書を活用して自力でその答えにたどり着けるように理解→知識定着を図る
  5. どうしても自力で解決できないものを先生に質問する

ポイントは、できる限り自分で解決しようとすることです。
自分でなんとか理解しようと頑張る過程で学力は伸びます。

復習は定期テストが終わった直後に行うことが鍵

定期テスト後は解放感があって勉強に身が入らない、という人もいると思います。

ですが、終わった直後の復習であればさほど多くの時間を使うこともなく、記憶が新鮮なうちに知識を定着させることができます。

1~2年後を考えたときに、費用対効果がとても高い。まずは、ほんの1時間ほどでも復習に時間を回すとよいでしょう。

定期テストを最大限に活用するだけでも漢文の力はかなり伸ばせる


定期テストは、ただ点数を取ればよい、というものではありません。

特に漢文のように、本格的な受験勉強に入った際に時間が確保しづらい科目では、定期テストのような勉強の機会を通じて力をつけていくのが賢い取り組み方になります。

定期テストを最大限に活用するだけでも漢文の力はかなり伸ばせますから、意識を高く持って頑張ってください。

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