[コラム]最後のセンター試験に向けて

新年のご挨拶

こんにちは。明けましておめでとうございます。
2020年も早くも10日が過ぎました。この仕事をしていると年始年末もまあまあ(人によってはかなり)忙しいので、曜日や日にちの感覚を失いがちですが、それでも「あの日」までのカウントダウンは進みます。

センター試験まであと……

この記事を執筆しているのは1/12の深夜になります。
そう。もう1週間経つと最後の(……かはよく分からない状況ですが)センター試験が終わっています。

新年最初の記事はセンター試験に向けての「準備」という観点で記事を書いていきます。

頭の中でセンター試験をシミュレーションする


センター対策の講座で「試験における振る舞い」をひたすら想定しなさいと話をします。

ここでの「試験における振る舞い」とは大きく分けて「科目試験中」と「試験時間外」の二つがあります。それぞれ確認しましょう。

センター試験のシミュレーション――①科目試験中

どの科目もセンター試験においてネックになってくるのは試験時間の短さではないかと思われます。特に国語は厳しい、、、というよりも厳しすぎるきらいがあります。
よって、「解く順番」「時間配分」は自分の中で決めておくことが大事になります。
過去問を解く際には点数もさりとて、上記の作業について確認するようにしましょう。

また、「自分のパターンで解けない場合」も想定しておきましょう。

自分の話で恐縮なのですが、私はセンター試験の「過去問」を解いている時は「小説→評論→古文→漢文」の順番で自分のパターンを決めていました。
しかし、本番。小説の内容が全く入って来ず、開始直後に冷や汗をかきました。そこで私は「プランB」として準備していた「小説がわからなければ評論から始めればいいじゃない」(マリーアントワネット風)に切り替えて、なんとか乗り切りました。

よって、「必勝パターン」を作りつつも「想定外」にも備えたプラン作りを各科目で進めておくことが大事なのです。

なお、国語についての細かい話は下の記事をご参照ください。

センター試験のシミュレーション――②科目試験外


ここでの試験外とは、いわゆる「休憩時間」や「試験への行き帰り」のことを指します。

細かいかもしれませんが、大事なことは「試験時間の自分がベストコンディション」であるためにどうしたらよいのかをシミュレートしていくことです。以下に想定する項目を思いつくままに挙げていきます。

・試験会場にいくための経路の確認
・公共交通機関であればその時間帯には座れるのか否か
・試験会場までに何の勉強をするのかしないのか
・友達と一緒に会場に行くか行かないか
・試験開始前までに各科目においてどの本のどの項目を確認するか
・初日科目の採点をするのかしないのか
・休み時間に友達と会話をするのかしないのか
・なにを食べるのか(トイレに行くことも想定しつつ)
・前の科目が上手くいかなかった時の切り替え方法の確保

……まだあるかもしれませんが、このように細かすぎるほど自分の振る舞いをちゃんと想定することが大事です。この想定においては「詰め込み過ぎない」ことも大事です。例えば、交通経路ならギリギリの移動は避けたり、科目試験前の確認事項も必要最小限に押さえることで、何らかのトラブルに巻き込まれても落ち着いて対処が出来るはずです。

なお、現実はその想定通りにいくわけではないことも認識しておきましょう。ただ、くまなくシミュレートしておくと不思議と自分自身をコントロールすることは出来るものです。

まとめると、試験日についてできる限り細かくシミュレートしていくこと、これこそがセンター試験の準備なのです。

センター試験が終わった後もシミュレーション

さて、センター試験の後は平均点の発表やセンターリサーチの結果が出るまではソワソワするでしょう。むしろ、ここでソワソワしない人は居ないでしょうし、きっとそうなる、ぐらいの心構えでいたほうがよいです。

しかし、私大文系の受験生を中心に、センター終了後10日もすれば受験が始まります。

よって、自分の中で「センターリサーチを出したら私大に向けて切り替える」や「1/21まではセンターの余韻に浸っていても、そこからは私大モード!」のようにセンター試験前に自分なりにシミュレーションしておくと良いでしょう。

まとめ

入試は期日が決まっているものです。よって、その期日にあわせて自分の学力やコンディションを整えることも求められると言えるでしょう。
これは社会に出ても同様に求められる能力です。
あらゆることを想定し、センター試験でまずは過去最高のパフォーマンスを発揮することを願っております。

それでは!

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