共通テスト対策に直結! 歴史総合と世界史探究を”繋ぐ”学習法

皆さんこんにちは。突然ですが、歴史科目の勉強は捗っていますか?

必修科目の歴史総合を学んだ後に選択する世界史探究。両方の科目の接続は上手くいっているでしょうか。

もしかしたら「そもそも二つの科目を〈繋ぐ〉という意識すらなかったかもしれません。ですが、歴史総合で学んだ内容を上手に活かしつつ世界史探究の学習を進められると、より歴史が立体的に理解できますし、何よりそれ自体が共通テスト対策に直結します。

今回は、世界史探究を選択した受験生に向け、歴史総合との関連を意識しながら学習するポイントをお伝えします。

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歴史総合は世界史と日本史の割合が7:3

まず歴史総合と世界史探究の内容的な差異を把握しておきましょう。

歴史総合はかつての「世界史A」「日本史A」を合体させたような科目であり、世界と日本の近現代史について、相互の関連性に留意しながら、問いを深めていくようにして学ぶことが推奨されています。

なお世界史内容と日本史内容の割合は、おおよそ7:3です。中学社会科の歴史分野における世界史と日本史の割合を反転させたようなイメージですね。

世界史探究の選択者は有利なはずなのに……

以上のような特徴を持つ歴史総合ですから、世界史探究の選択者は、普通に考えれば「有利」です。ただ、多くの高校生に意見を聞くと、歴史総合で学んだ「知識」を頭に残せている生徒はかなり少数派なのが現実のようです。

それには歴史総合という科目の性質も関係していることでしょう。

そもそも歴史総合は、学習を通して細かい歴史知識の体系的習得を目指すというよりも、歴史的な思考力を養うための教科といえます。そのため、現場でも歴史の体系的な講義が行われるケースは必ずしも多くないようです。

また教科書の充実度に比して授業時間が限られているため、結局、内容の「つまみ食い」で終わったという声も聞かれました。

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歴史総合でどの程度の知識を習得できたのか把握することからはじめる

まずは自分が歴史総合を学んだ1年間で、知識をどの程度習得できたのかを把握することから始めてみましょう。

例えば「産業革命」「フランス革命」のように区切りの良いテーマ(かつ、歴史総合で既習の単元)について、世界史探究の教科書を読んでみます。すると情報の「粒度(=粒の大きさ)」が異なることに気づくはずです。

もちろん「世界史探究」の方が詳しい歴史を学ぶことになるのですが、その時にある程度の「アウトライン」が頭に描けるでしょうか。

歴史総合での学習を上手く活かしていける受験生は、このように歴史総合で形作った「知識の引き出し」に新しい知識を整然と収納していくことができます。

歴史総合の「探究型授業」で培った視点や論点も活用する

またその「引き出し」というのは、単に歴史の「アウトライン」に留まりません。歴史総合の探究型授業で培った歴史をながめる「視点」や「論点」なども含まれるでしょう。

歴史総合で手に入れた様々な「知的武器」を活用しつつ、より専門的な歴史事象を攻略し、知識として体得していく。これが歴史総合と世界史探究を「繋ぐ」、ひとつの手法です。

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歴史総合で学んだ内容が残っていない人は世界史探究の学習に集中する

それでは逆に、歴史総合を学んだ1年間がまったくの空中戦に終わり、「何も残ってないよ!」という人はどうしたら良いのでしょう。

その場合は「繋ぐ」ことをいったん横に置いて、世界史探究の学習に集中しましょう。

近現代史に入ったら「世界史探究→歴史総合」の順で単元ごとに読み比べる

世界史探究は古代から教科書が始まりますから、前半部分ではそもそも歴史総合を意識することはあまりありません。

後半に当たる近現代史に入った段階で、世界史探究→歴史総合の順で単元ごとの読み比べをしてみることをおすすめします。同じ単元を情報の〈粒度〉を変えて読むことは内容理解を深める上で有益な「往復運動」です。

歴史総合の学習におすすめの参考書

ところで、歴史が苦手な人ほど、教科書の区切りや内容が分かりづらく感じることが多いようです。特に歴史総合は世界史と日本史の内容が入り乱れているため、余計混乱してしまうかもしれません。

そこで一冊おすすめなのが、拙著『カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の歴史総合ノート』(KADOKAWA)です。

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この本は歴史総合の全内容を世界史・日本史に分類した上で、分かりやすい解説と手描きイラストで整理しています。歴史総合を効率的に世界史探究と接続していく際にも役に立つことは間違いありません。

 

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