広告

『ここからつなげる英語リスニングドリル』を通して「解く力」をつける

「解く力」を鍛えることで「聞く力」を得点力に変える

『ここからはじめる』ドリルを仕上げただけでも「聞き取りやすくなって模試の成績が上がった」という声をたくさん頂戴していますが,せっかく培った「聞く力」を得点力に換えるためにも,『高山のここからつなげる英語リスニングドリル』(Gakken)を使って「解く力」をつけましょう。

「解く力」とは,具体的に英語が流れてくる前に必要な準備ができる力,問題形式にあった聞き方ができる力を指します。リスニングの問題を解く最大のコツは,音声に遅れをとらないことです。音声を聞いた後に問題を確認したりしていると,どんどん音声の後手に回ることになってしまい,いつの間にか次の問題の音声が始まっている……ということが起こってしまいます。

2023年の共通テストの第1問A問2を例に,どのような準備をするのか考えてみましょう。

2023年度 共通テスト 第1問A 問2

選択肢から,ボウルを洗う・鍋を洗うという2つの動作のどちらかを①・②終えたのか,③・④今進行中なのか,が聞き取りのポイントになることが読み取れます。このように事前に準備をし,必要な情報を求めて聞くのか,何もせずに音声を聞いてその後選択肢を読むのかでは,聞きやすさに雲泥の差がでます。共通テストにはさまざまな問題形式があり,形式ごとに事前にどこを見ておくべきかが異なります。

広告

『ここからつなげる』ドリルでは,これまでに出題された形式や,今後出題される可能性のある形式を取り上げ,形式にあった準備の仕方を練習できるだけでなく,答えにつながる表現なども学ぶことができます。

『ここからつなげる英語リスニングドリル』おすすめの活用法

本書は左が問題形式・準備の仕方などのレクチャー,右が問題という見開き1ページで構成されています。「1週間でまとめて〇ページ進める」というやり方もできますが,できる限り毎日1ページずつ,知識を積み重ねるように進めていくことをおすすめします。

『高山のここからつなげる英語リスニングドリル』紙面

具体的なやり方は以下を参考にしてください。

『ここつな』の活用法
  1. 左ページを読み,問題形式・準備の仕方・重要フレーズなどを学ぶ
  2. 音声を聞きながら問題を解く
  3. 解説を読み,丸付けをする
  4. 自信がないけど正解してしまったところ・間違ったところを中心に聞き直す
  5. 音声をマネして音読する

①左ページを読む・②音声を聞きながら知識をつける

音声は無料のアプリで聞くことができます。
問題を解く際には,左ページで確認した準備の仕方を実践するようにしましょう。

③解説を読み,丸付けをする

解説には,生徒から募集した質問とそれに対する私の考えを掲載しています。
リスニング学習のヒントとなることが書かれていると思いますので,ぜひ読んでみてください。

④自信がないけれど正解してしまったところ・間違ったところを中心に聞き直す

「聞き取れない音があった」「単語・フレーズを知らなかった」など,なぜ間違えたのかを分析してみましょう。

聞き取りづらいものは,0.75倍速で流してみると音の特徴などがはっきり聞こえやすいのでおすすめです。
知らない単語・フレーズがある場合は,音と意味を一緒に覚えるようにしましょう。

⑤音声をマネして音読する

解説に掲載されているスクリプトには,以下のような記号を使って,どのように聞こえるかを視覚的に示す仕掛けを施しています。具体的な音声の知識の説明は『ここからはじめる』を参照してください。スクリプトを見ながら,必ず聞こえた音声をマネして音読しましょう。

『ここつな』:聞こえ方の視覚化

普段から準備の練習をし,習慣にしておかなければ,試験中の音声が始まるまでの短い時間を有効活用するのは難しいです。事前に準備をし,必要な情報を待ち構えるという聞き方ができるようになると,安定して点が取れるようになります。

次ページ
リスニングの勉強を始めるのは「早ければ早いほど良い」

広告

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事