[コラム]深まる秋の受験生


寒くなってきましたねぇ。
2018年ももう残すところあと2ヶ月。
はやいですね。ほんとにはやい。
あっという間に2019年を迎えるんでしょうねぇ。
無事に迎えたいものですねぇ。
受験生をはじめ,皆さま体調にはくれぐれもお気をつけて。

受験生のなかには,かなり焦りを抱えている人もいることでしょうが,時間の流ればかりはどうすることもできない以上,やれることやるべきことを丁寧に着実にやり切るのみです。
自分の現役時代を振り返ってみても,
この時期はいろんなことを考えていた時期でした。

高校ではクラスの過半数が
推薦入試で合格していたのもこの時期。
いわゆる「受験勉強」に飽きつつあったのもこの時期。
いろんなものが魅力的に見えた時期でした。
周囲の人々や志望大に通う大学生が楽しそうにいろいろなことをしている姿を見て,それに憧れたりもしましたね。

「大学入試は全てじゃない」
「合格したあとを見据えろ」

よく言われることですし,私自身指導に当たる際には少しでも成績の向上というものに加えて,そうした付加価値を与えられれば良いなぁと思いながら指導はしています。
でも,やはりまずは目の前の入試を突破してほしいものです。
今までに経験したことのないような楽しいことはその後いくらでもできますから。

「将来こうなりたい」というイメージが漠然とでもあるならそれに向けて,まずは目の前のことを着実に。

行きたい学校があって,あるいはやりたいことがあって,でもその前には入試があって。

長い目で見ればほんの一瞬。
その一瞬をどう過ごすか。
これって後々大きい気がするんですよね。
社会的にどうのこうのではなく,自分自身の中で。

かつて恩師から言われた,

「希望を叶えるには,少しの運と圧倒的な力が必要だ」

この言葉は今も僕の胸に響いています。

要は,やりたいことをやるための準備期間。
「受験勉強」が自分のやりたいことと逸れているように感じるとしても,もっと直結するようなことがあるように思えるとしても,無駄な勉強ってないはずなんですよね。

というか,何がどこでどう繋がるかなんて後にならなきゃわからない。繋がりそうもないというなら,圧倒的な力で繋げてしまえば良い。そんなことをふと考えたりするものです。たまに。

もちろん,興味の赴くままにいろんな世界を見ることは大賛成ですが,それが言い訳になってしまうことのないよう気をつけたいですね。

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