世界史学習の鬼門、地図問題の対策方法

世界史における重要な地名や国家の領域などが記載された地図を歴史地図と呼びます。
教科書や図説に必ず収録されている、あるいは世界史の先生が黒板に描いてくれるアレですね。

当然、大学入試問題でも歴史地図は出題対象であり、この対策はどうしたら良いかという相談は毎年受けます。

地図問題は厄介ですよね。
僕自身の受験時代を振り返っても、地図(と年代)は最後までネックだったのが懐かしいです。

地図の対策については、「普段から資料集・図説を見るクセをつけましょう」と指導されることが多いと思います。
もちろんその通りなのですが、世界史があまり得意でない人などは資料集・図説の情報量に圧倒されてしまい、結局地図を見る学習が習慣化しないパターンに陥りがちです。

 

では,どのように対策していけば良いのか見ていきましょう!

教科書の地図を完璧に→白地図作成

まず、教科書に収録されている地図を完璧にしましょう。

 

とはいえ、ただ眺めるだけだと眠くなりますし非効率。

教科書の地図を参照しながら白地図を自分で作成して重要な地名を書き入れていくと良いでしょう。
自分で作った地図には愛着が湧き、驚くほど記憶に定着します。

 

ただし、普通の問題が7割程度できるようになってから!

ただし、こういった作業で地図対策を本格化させるのは、通史に関する問題が7割程度得点できるようになってからにしてください。

たまに基本事項が全く定着していないのに、やたら「地図」と「年代」に関する設問を恐れ、対策をしたがる生徒がいますが、本末転倒です。

 

地図問題対策でオススメの参考書

さて、次に地図対策の参考書についても少し触れておきたいと思います。

かつて地図問題の参考書・問題集といえば、河合出版の『地図でおぼえる世界史』が定番でした。
あとは少しマイナーですが、山川出版社から『世界史地図問題集』なんて本も出ていたのです。

 

しかし現在は両方とも絶版。

今の受験生が参考書を使って地図問題対策を行おうとした場合、まず思いつくのは駿台文庫の『ビジュアル世界史問題集』でしょうか。

あとは『はじめる世界史』(Z会出版)の別冊付録に収録された地図を使っているという人もいるかもしれません。

どちらも良書ですが、僕の著書『高校世界史をひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)の別冊地図もオススメです。

手書きタッチのオリジナル地図を使って受験で問われやすい地名を総ざらいすることができます。
前述の「白地図作成」勉強を行う際の「見本」として使うことも可能です。

 

この地図がどんなものかは、僕のYouTubeチャンネル「すずゆうチャンネル」の動画でも実物を見せながら紹介していますのでぜひご覧ください。

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コメント

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  1. 2019年 6月 26日
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