世界史の暗記を乗り切るために必要な2つの意識

皆さんこんにちは。いよいよ受験シーズンです。

今年の受験生だけでなく、現在高校2年生の皆さんにも、いよいよ「次は自分たちの番」という意識が生まれてくる頃かもしれません。

受験世界史は「情報整理」の競争

ところで、いざ受験勉強を始めようとすると、世界史の場合はその覚えるべき事項の多さに圧倒されてしまいがちです。

これまで経験してきた定期試験では、教科書の数十ページを一夜漬けで丸暗記してしのいで来られたかもしれませんが、本格的な受験勉強はそうはいきません。

受験世界史は、教科書・用語集の中身をどれだけ正確に理解・整理した上で頭に刻み込んでいけるか、という競争です。
大学でやる歴史学とは異なり、基本的には「情報整理学」とでもいうべき側面が否めません。

 

世界史の知識をインプットしていく「戦略」

こうした膨大な歴史知識をインプットしていくには、大局的な視点に立った「戦略」が必要です。

 

世界史全体の分量をつかむ

まず、教科としての世界史の全体像をつかみましょう。
といっても、この場合は主に「分量」についての話です。

教科書のページ数や一問一答集のページ数などでも良いので、物理的な総量を把握してください。
そして、自分に与えられた受験本番までの残り時間を考慮に入れ、1ヶ月・1週間単位で消化しなければならないノルマを割り出しましょう。

すると大体の受験生は激しい焦りに駆られると思います。
実際、かなりのハイペースで教科内容を消化することが求められるため、そこには正しい「戦術」が必要となるわけです。

 

世界史の知識を覚えるために必要な2つの意識


膨大な知識を暗記していくには、2つのことについての意識を明確に持つことが重要です。

 

暗記への意識を明確にする

一つ目は、「暗記への意識」です。

「暗記できない」「暗記が苦手」と言っている受験生の多くは、本気で暗記に取り組んでいないことが大半です。
覚えるべき内容を、「さあ覚えるぞ」という意気込みのもと、「純粋に覚えるための活動」に没頭し、着実に習得していく受験生は、実はとても少ないのです。

最初のうちは、質の高い受験世界史の勉強とは、全集中力を覚えるための活動に注いでいる時間だと言ってしまっても良いくらいです。

そういった時間を自分の受験勉強時間の中に増やしていってほしいのですが、どうしても「それ以外」の時間が多くなってしまいがちなのが世界史学習というもの。

「勉強しているふり」になってしまう作業時間が多くないか常に点検するようにしましょう。
この場合の作業とは、教科書・参考書へのマーカー引きやプリント類の整理、教材をぼーっと眺めるといった行為を指します。

常に勉強時間を作業と暗記に分類する感覚を持ちましょう。
暗記する前に正しい理解が必要なことはいうまでもありません。

 

反復への意識を明確にする

二つ目は「反復への意識」です。

暗記時間という、受験勉強におけるいわば「贅沢な時間」をしっかり取っているのに、暗記できている気がしない人は、大抵の場合、反復が足りません。

人間は忘れるということにかけては誰もが天才的です。
年齢が若かろうが歳を重ねようが、とにかく頭に入れた先からどんどん忘れていきます。
それを克服するには、反復しかありません。

振り返ってみてほしいのですが、これまでの人生で、ある事項を20回覚えて、忘れ、21回目の暗記に挑んだことはあるでしょうか?

おそらく、ほとんどの人はその経験がないと思います。

それは反復とは回を重ねるたびに不快感・絶望感が増していくからです。
覚えたことを忘れるという自分の頭の悪さに嫌気がさすことでしょう。
さらに、「世の中には暗記が得意な人もいるんだよな、羨ましい」などという悪魔の囁きまで聞こえてきて、辛すぎて辞めてしまうのです。

そして先ほど述べたような「作業」に没頭して自分をごまかすことになります。

 

世界史の偏差値を上げるためには質の高い勉強を心がける


恐ろしいのは、以上のような一連の行動は、ほぼ無自覚のうちに進行していくということです。
これが「質の悪い勉強」のメカニズムです。

世界史の偏差値をぐんぐん上げていく受験生というのは、自覚的に質の高い勉強を重ねていく精神力を備えています。

「結局精神論かよ!」と思われるかもしれませんが、受験勉強で結果を出せる人と出せない人を考えた時、かなり本質的に重要な点だと考えています。

 

世界史の暗記に役立つ、読んでおくべき記事

暗記のテクニック的な話は、別の記事でも書いていますので、ぜひそちらも合わせて参照ください。

・問題集を使って世界史を習得するには?


・既習単元のメンテナンス方法

・世界史の成績が伸びない原因と対処法4選

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