大学受験の世界史学習にYouTubeを最大限活用する方法

皆さんこんにちは。
突然ですが、皆さんは毎日YouTubeをどのくらい視聴しているでしょうか。

今ではYouTubeに公開されたコンテンツがあまりにも膨大です。
一生かかっても絶対に観きれないほどの動画の海の中から、本当に自分が観たいものを探し出すのは至難の業になってきました。

このことはYouTubeを受験勉強に活用する場合でも同様です。
最近はYouTube上にもかなり良質な世界史学習コンテンツが増えてきている一方で、それらを上手に使いこなせていない受験生も増えています。

そこで今回は、世界史学習でYouTubeを活用する方法や注意点について掘り下げていきたいと思います。

「YouTubeの世界史コンテンツを活用する目的」を明確にする

まず大事なのは、何を目的としてYouTubeの世界史コンテンツを活用するのかを明らかにすることです。

YouTube上には一口に世界史と言っても大人向けの教養動画であったり、いわゆる歴史雑学ものであったりと、高校生の学習には適さない動画も多く存在します。

そういった動画に限ってタイトルも興味深く、サムネイルもインパクトがあったりしますので注意しましょう。

何を求めているか、できるかぎり具体化する

YouTubeを活用した世界史学習で時間を無駄にしないためには、自分が動画コンテンツに何を求めているのかをできる限り具体化することです。

たとえば、単に「今日は宗教改革を勉強するぞ」ではなく、「宗教改革の中で出てくるドイツ農民戦争を分かりやすく説明してほしい」とか、「カルヴァン派の教えである予定説が、参考書を読んでもいまいちピンとこないから動画を探してみよう」といった具合です。

そうした疑問を自分の中であらかじめ明確にしておくことで、「ただ動画を流す」状態になることを避けられます。

『教育系YouTuberデータブック』を活用する

最近では、勉強法や科目の内容を解説する動画をアップする教育系YouTuberが話題になっています。
チャンネル数も膨大で、なかなか全体像を把握することが難しかったのですが、2021年に教育系YouTuberをまとめて紹介するデータブックが発売されました。

それが『教育系YouTuberデータブック』(スタディカンパニー)です。

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合計で120チャンネルが網羅的に掲載されており、目当てのチャンネルや動画を探し当てるまでの時間を大幅に短縮できる一冊です。

世界史学習に関しても、複数のチャンネルが紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ただよび」世界史を活用する方法

今やYouTube上では数多くの授業動画を視聴することが可能です。
しかしそういった授業チャンネルの中でも、公開されたすべての動画に関して品質が保証されたものは限られてきます。

ここで紹介する「ただよび」は、現役の予備校講師がYouTubeで授業を無料公開しているチャンネルです。
高校分野の全科目の授業を網羅的に学習することが可能になっています。

一部の授業は有料の月額会員に登録すると視聴できますが、それを除いても充分な学習が可能です。

「ただよび」世界史の特長:テーマ史講義の存在

世界史でいえば、他YouTubeチャンネルの授業コンテンツと比べた時の一番の違いは「テーマ史」授業の存在です。

「コーヒーの世界史」や「お茶の世界史」などの入試頻出テーマの講義が35本公開されており、ひととおり通史学習が終わった受験生にはたいへん重宝する内容だと思います。
なおテキストに関しては有料ではありますが、「ただよび」公式サイトから購入が可能です。

また最近は大学別の対策授業も続々と無料公開が進んでいますので、これを活用しない手はないでしょう。

おわりに

YouTubeは使い方を間違えれば多くの時間を空費しかねないツールですが、上手に使いこなせば、学習の強力なパートナーとなります。

ぜひ有効活用してほしいところです。

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