【目的別】日本史の私大対策で直前期に活用したい問題集5選

こんにちは。
受験生はそろそろ通史学習を終えて、過去問演習に入り始める頃かと思います。

しかし、いざ過去問を解いたところ

  • 知識が定着していなくて全く手も足も出なかった
  • 問題形式が特殊で対策ができていない

といった壁に直面している方もいるかもしれません。
そこで今回は私大受験生に対象を絞って、直前期に活用したい問題集を目的別に5つ紹介しようと思います。

 

【目的別】日本史の私大対策で直前期に活用したい問題集5選

本番までの残り時期を考慮してなるべく短時間で完成できる問題集に絞りました。
御自身の悩みを解決できる問題集が見つかるはずです。

次の5つに分けて紹介します。

  1. ざっと全範囲を見直したい――『大学入試 全レベル別問題集 日本史B』(旺文社)
  2. テーマ史や文化史が不安――『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実践』(Z会)
  3. 正誤判定問題が不安――『日本史B正誤判定問題集』(山川出版社)
  4. 初見史料がどうしても不安――『眠れぬ夜の土屋の日本史』(コロナ社)
  5. 論述対策をしたい――『日本史<記述式>レベル別問題集』(東進ブックス)

一つひとつ詳しく紹介していきます。

 

知識が定着していないので、ざっと全範囲を見直したい人におすすめの問題集

『大学入試 全レベル別問題集 日本史B』(旺文社)レベル3orレベル4

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いったん通史学習を終わらせたものの知識が定着しているか不安な方もいるかもしれません。

以前の記事で、過去問で実力をつけるための過去問復習法を紹介したので、通史学習を終えた方はぜひ以下の記事を参考にして過去問演習に挑んでほしいと思います。

▼参照:「日本史の実力をつけるために受験生が取り組みたい過去問演習3つのポイント」

ただし、過去問を解いたところ全く手も足も出なかったという方はいったん立ち止まって、全範囲をざっと見直すことが必要かもしれません。
問題集を1周解いて、苦手な範囲を洗い出し、そこを集中的に復習しましょう。

大まかな目安として、早慶やGMARCH志望の方はレベル4、日東駒専志望の方はレベル3に取り組んでください。

 

テーマ史や文化史が不安な人におすすめの問題集

『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実践』(Z会)

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難関私大はテーマ史や文化史の比重が高い傾向にあります。特定のテーマに不安を持っている受験生も多いと思います。
そんな方は『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実践』を活用してみましょう。

文化史とテーマについて、まとめと問題が掲載されています。

全て取り組もうと思うと時間がかかりますので、不安なテーマだけに絞り、まとめを見ながら整理して、問題に取り組んでください。

テーマ史に自信が持てると過去問を解くのが楽しくなってきますよ。

 

正誤判定問題が不安な人におすすめの問題集

『日本史B正誤判定問題集』(山川出版社)

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私大受験生を悩ます問題形式が正誤判定問題です。
一問一答形式の問題はできるが、正誤判定問題になるとできないという悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方には『日本史B正誤判定問題集』がおすすめです。問題形式にも慣れると同時に、通史の復習もできます。

この問題集を取り組むときは必ず誤文根拠を明記しましょう。
「なぜこの文章が誤っているのか」説明できることが大切です。
誤文根拠が言えなかった問題は、しっかり誤文根拠を言えるようにしましょう。

こうした地道な勉強が正答率を上げるためには必要なのです。

 

初見史料がどうしても不安な人におすすめの問題集

『眠れぬ夜の土屋の日本史』(コロナ社)

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初見史料問題を出題する大学があります。
多くの受験生は初見史料を見ると面を食らうでしょう。

以前の記事で初見史料の対策法を紹介しましたので、こちらの方法を活用しながら過去問に取り組んでいただければと思います。

▼参照:「大学受験日本史の史料問題を攻略するためにおすすめしたい学習法」

ただし、過去問の解答・解説だけだとよくわからないという方やもう少し解説が丁寧な問題集で慣れてから初見史料を解きたいという方もいるでしょう。
そんな方には『眠れぬ夜の土屋の日本史』を推薦します。

少し問題が古いのが難点ですが、問題のパターンに分けて考え方を丁寧に解説しているので、しっかり初見史料を対策したい受験生に持って来いでしょう。

ちなみに教科書に掲載されている基本史料にも対応しています。

 

論述対策をしたい人におすすめの問題集

『日本史<記述式>レベル別問題集』(東進ブックス)



私大も論述問題が出題される大学があります。
こちらも以前の記事で対策法を紹介していますが、直前対策には『日本史<記述式>レベル別問題集』がおすすめです。

書き方から丁寧に解説があり、論述の分量でレベルを分けているので、自分の出題される大学の文字量に合わせて対策することできます。

▼参照:「日本史の論述対策の考え方とオススメの問題集」

おわりに

直前期の勉強は自分の弱点を把握したうえで、その弱点を1つ1つ克服していくことが大切です。
自分に必要と感じた問題集があれば、ぜひ早期に購入して、弱点を克服してくださいね。

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