【新刊紹介】「歴史総合」学習を効果的に進めるのに最適な2冊の問題集

皆さんこんにちは。今回は2023年3月に新発売の「歴史総合」参考書についてのご紹介です。

新刊のラインナップは以下の2冊です。

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2022年4月から新たにスタートした「歴史総合」という新科目

それぞれの内容紹介に入る前に、ここで少し新科目「歴史総合」について触れておきたいと思います。

2022年4月から新たにスタートした新科目「歴史総合」。
この科目は、近代以降の日本史と世界史を分断することなくひとつのものとして学習するという点で、日本の教育史的にも非常に画期的なものです。

学習方法としては、日本と世界がどのように関連し合って歴史が展開されていったのかを把握しつつ、さまざまな資料を読み取り、歴史に関する「問い」を探究するような、「脱詰め込み」型の手法が重視されています。

皆さんも、学校で各々の「歴史総合の授業」と日々格闘しているのではないでしょうか。

歴史総合は「知の総力戦」

先生が準備してくれた資料を読解したり、自分の考えをまとめてクラスメイトの前で発表したり、時にはグループで議論をすることもあるでしょう。
そこではある種の知的な攻撃力が要求されます。

そんな「知の総力戦」とでもいうべき科目が歴史総合です。

このような特質を持つ歴史総合の学習を、最大限効率化するツールが今回刊行された2冊といえます。

3月2日発売『よくわかる高校歴史総合問題集』(Gakken)

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この本は、2022年7月に発売された『よくわかる高校歴史総合』(Gakken)に完全準拠した日常学習用の問題集です。
構成としては以下のようになっており、無理のない段階的な学習が可能です。

段階的な学習
  • STEP1「重要ポイント」・・・歴史事項の要点まとめ
  • STEP2「基礎チェック問題」・・・一問一答形式の用語確認問題
  • STEP3「単元マスター問題」・・・単元全体の知識を総合型の問題で演習

また上記以外にも「定期テスト対策問題」や「探究問題」が収録されています。
出題形式も記述・論述・地図・グラフ・会話文など様々なので、これ一冊をやり切ることでかなり骨太な学力を鍛えることができることでしょう。

3月29日発売『カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の歴史総合ノート』(KADOKAWA)

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本書は、やや大判でフルカラーのノート型参考書であるという利点を最大限活かし、読者の皆さんに「高校歴史総合」の全体像をイメージしやすい形で伝えきることを目標としています。

見開き1テーマ完結(合計70テーマ)で、日本史・世界史それぞれの観点から歴史を解説し、各テーマの右ページには手描きの地図・人物イラスト・図解などを充実させました。

文章による解説では、テーマ同士のつながり(=日本史・世界史のつながり)や歴史的意義など、歴史を学ぶ醍醐味をふんだんに盛り込んでいます。

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歴史総合では、探究型の学習を通して歴史的な思考力を養うことが大切なのはいうまでもありません。

ただ一方で、高校生の皆さんとしては、歴史総合における知識の最低ラインを効率的にまとめた参考書があれば心強いというのも、偽らざる本音ではないでしょうか。

本書は、そうした高校生の日常学習のパートナーとして最適な一冊です。
普段の授業と並行して読み進めていくうちに、頭の中に知識のネットワークが出来上がっていくのを実感することでしょう。

それに伴って歴史総合の授業でも、おのずから積極性を発揮している自分に気づくはずです。

おわりに

高校歴史総合は、教科書自体もかなり工夫されており、読みやすく使いやすいものになっていますが、そこに今回紹介した2冊を加えれば鬼に金棒、定期試験から共通テストまで怖いものなしです。

ぜひ書店で見かけたら手に取ってみてくださいね。

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※本記事はプロモーションを含む場合があります。

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