数学ⅡBの公式を覚えられない人が今すぐ試してみるべき攻略法3選

こんにちは。
大学受験専門塾LIBERAの塾長の山﨑慎太郎です。

今回は

数学の公式が覚えられない!何かコツはないの???

そんな声にお答えしていきます。
ちなみに、数学ⅠAの公式との向き合い方については、大塚先生が以前執筆した「場合の数・確率から考える、公式との向き合い方」をご覧ください!

特に数学ⅡBにおける数学の公式たち……

「見た目が複雑!」
「文字が多い!」
「そもそも公式が多すぎる!」

と思いがちな数学ⅡBの公式たちを覚えていくにはどうしたらよいでしょうか?

いくつか方法があります。
どの方法が向いているかは人によるので、ぜひ試して、自分に合う方法で覚えていきましょう。

数学ⅡBの公式の覚え方①――使って覚える

いくつか方法がある中でも、「覚えて使う」だけならばこの方法が手っ取り早いです。

公式に当てはめて……ということはあまり好きではないのですが、簡単な問題を使って「どの数字がどこに来るのか」をはっきり区別できるようにして、何度も何度も使ってみることです。

数学ⅡBの教科書傍用問題集の一番やさしい問題でOK!

 

公式を一度ノートに書き出して「どこにどの数字がくるのか」整理してみる

数学ⅡBの公式を「覚えて使う」ために、一度公式をノートに書いて、与えられた条件のどこにどの数字がくるのか色分けしたものや、文字の代わりに〇や△などを使って整理してみましょう。

イメージはこんな感じです。

例1:点と直線の距離公式

その公式を使えるように2、3回練習して満足しないように。
次回確認する日をきちんと決めて何回かやりましょう。

すぐに覚えられるものもありますが、基本的には忘れるものだと思って定期的にやり直しましょう。
公式は、あっさり使えたものほどすぐに抜けていきますからね。

 

数学ⅡBの公式の覚え方②――証明してから使って覚える

数学ⅡBの公式を覚えるときでも、証明は大事です。

数学ⅡBに限らず数学の公式は、面倒でもきちんと仕組みから理解して欲しいので証明してください。

人によっては、証明する過程で仕組みがわかるのでそれで覚えられる人も少なくないかと思います。
しかも忘れたとしても、作り出せれば大丈夫!

ただ、「毎回作っていると大変だから、作りながら覚えてほしい」という気持ちです。

例2:階差数列の一般項

 

公式の中には「これは覚える!」と割り切ることが大切なものもある

ちなみに、ものによっては毎回証明するのは大変。
「これは暗記して使おう!」と決めていくのも大事です。

(たとえば、例1の「点と直線の距離公式」は証明の仕方がいろいろあって面白いのですが、使う度に証明していたら日が暮れてしまいます……。)

 

数学ⅡBの公式の覚え方③――教えてもらう

「数学ⅡBの公式を自学でマスターする」ということには反してしまいますが、
本や動画でダメであれば直接レクチャーを受けるしかないでしょう。

このときに、単に説明してもらうのではなく、「どこがよくわからないのか」「なぜ覚えづらいのか」「どこがこんがらがるのか」を意識して説明を聞くようにしましょうね。

 

おわりに

数学ⅡBの公式を覚えるためには、結局のところ「使って覚える」のが大事です。
紙とペンを用意して使いまくっていきましょう。

「数学ⅡBの公式が覚えられない」と言っている人の多くは書こうとせず、見て覚えようとしている場合が多いです。
まずは間違ってでもよいので書く。

思い切っていきましょう!
必ず覚えられるようになりますから!

それでは、またお会いしましょう!

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