2024年度共通テスト英語(数学ⅠA)から見る新受験生の学習指針

こんにちは。数学講師の大塚志喜です。

今回の記事では、2024年度大学入試共通テストからみる,これからの受験生の皆さんの学習法についてお話ししていきたいと思います。

2024年度共通テスト(本試験)の問題はこちらからダウンロードできるので、ぜひ実際に取り組んでみてください。

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2024 年度(令和6年度) 共通テスト数学ⅠAの設問別ポイント

では,まずは各問題について軽く考え方を解説していこうと思います。

第1問 [1]数と式 [2]図形と計量

[1]は$\sqrt{13}$の近似値を考える問題,[2]は三角比を用いて長さや角度を計算する問題でした。

[1]は,丁寧に誘導に乗っていけばそれほど難しい問題ではありません。計算ミスに注意しましょう。

[2]は,普段から三角比を用いて直角三角形の辺の長さを計算する練習をしていなければかなり解きにくかったかと思います。
普段から有名角の計算ばかりではなく,一般の角$\theta$で立式する訓練が大切です。

第2問[1]2次関数 [2]データの分析

[1]は2次関数の問題,[2]はデータの分析についての問題でした。

[1]は,面積の計算をするところだけ見ると高校入試に出てきてもおかしくないレベルの問題でした。

しっかりと面積を場合分けして求め,あとはグラフを描いて必要な交点の座標を計算するだけで満点が狙える問題でした。

ここは確実に取りたいところですね。

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[2]は,ほぼ典型的なデータの分析の問題でした。

$z$も,特に意味がわからなくても与えられた定義式を用いて計算し,与えられたルール通りに比較していれば全く問題ないですね。

例年よりもかなり得点しやすい問題だったのではないでしょうか。

第3問 場合の数・確率

場合の数と確率についての問題でした。

条件を満たす順列を数える問題でしたが,誘導に乗らないとカウントがかなり大変な問題でした。

今解いている問題に対して少し前に解いた問題がどう生きているのかを考えながら問題を解かなければならないだけでなく,少し複雑な表現で書かれたルールをしっかりと把握しなければならないので,解きにくかったのではないでしょうか。

普段から,計算で答えを出すだけではなく,何を数えているか具体的に想像したり,実際に書いてみたりするとイメージがしやすいので,そのような方針をとった人は楽になったのではないかなと思います。

第4問 整数の性質

整数の$n$進法表記と,周期性についての問題でした。

カウントの最大値がそれぞれ$10$進法でいくつになるのかを計算してしまえば,あとは1次不定方程式に持ち込んでしまって解くだけです。

立式さえちゃんとできればかなり楽に解けたのではないかなと思います。

第5問 図形の性質

メネラウスの定理,方べきの定理についての問題でした。

誘導がかなり丁寧で,ほぼ書いてあるように進めるだけで解けてしまう問題がほとんどでした。

方べきの定理を利用して,点が円の内部にあるか外部にあるかを判定する問題は過去にも出題があります。
過去問をしっかりと解いていた受験生ならすぐに解けたのではないかと思います。

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今年の共通テストから感じられること

やはり全体的に文章量が多いので,数学の能力以前に,長い文章を早く正確に読解する能力が必要です。

これはすぐに身につくものではありません。
普段から,一人で数学を勉強する習慣が身についていないと,時間が足りなくなってしまう問題量でした。

使っている記号や道具の本質を理解して使えるようになることが欠かせない

また,問題を解けるようになることよりも,使っている記号や道具の本質を理解して使えるようになることが大切な問題がやはり多かったと思います。

練習問題をたくさん解くような勉強よりも前に,しっかりと基礎を大切にする学習がやはり大切になります。

共通テストも内容が安定してきましたので,今後内容が大幅に変わることはなかなかないと思います。
しっかりと過去問を研究し,しっかりと得点をもぎ取るためにはどのような能力が必要かを考えて学習を進めていかなければいけませんね。

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2025年度共通テスト受験生が意識しておきたいポイントまとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか。

共通テストがネックになっている受験生が毎年かなり多いと感じています。
数学に関して言えば,原因は数学以前である場合が少なくはありません。

長い複雑な文章を早く正確に読み取る能力が低い受験戦の割合が,年々増えているように感じます。
人の話を聞く受け身の勉強だけでなく,本を開いて自分一人で学習を進める習慣がかなり大きな差になって結果に結びついてきます。

慣れてしまえば大したことない能力です。普段からコツコツ頑張ってくださいね。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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※本記事はプロモーションを含む場合があります。

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