[AO・推薦入試対策]ポートフォリオの整理

AO入試・推薦入試を検討している人は、ポートフォリオの重要性を感じていることでしょう。

eポートフォリオの導入が学校で進んでおり、すでにそれに入力を進めている人も多いのではないでしょうか。
もちろんeポートフォリオに入力することも重要ですが、それ以上に大切なことがあります。
今回は、eポートフォリオ以上に大事な二つのことを詳しくお教えしますね。

ポートフォリオで大事なこと①
——「進学につながる経験」を見つける

eポートフォリオにはさまざまな学習記録が残ります。その一つひとつがあなたの学習の成果ですから、胸を張ってアピールしてください。

しかし、それらの学習記録の中で、あなたの進みたい大学や学部と直結するものがどれくらいあるでしょうか?

単にたくさんの経験をした、多くのことを学んだというだけでは自分のアピールポイントが明確になりません。これこそが自分の〝武器〟だと言える学習経験をピックアップして、それについて語れるエピソードを持っていることが、あなたのアピールポイントになります。

そう。おわかりですね。

たくさんの学習経験の中から進学のためにつながるものを見出し、それについて書ける・語れるように準備すること。

これこそがeポートフォリオに基づいたAO入試・推薦入試対策の一番の要なのです。

ポートフォリオで大事なこと②
——「成果」を出す

そしてもう一つ。

「成果」を出すこと。

これがとても大切です。

高校生活でさまざまな学習経験を積み、そこから学んだことも多いでしょう。
しかし、それは自分のなかにあるものであって、その取り組みを知らない人から見たらいったい何を学んだのか、どんな経験をしたのかはわかりにくいものです。

そこで、自分の学習経験を他者に伝わりやすくするための成果物が必要になります。
それは成績評定かもしれません。あるいは賞状やトロフィー、順位かもしれません。もしくは作品かもしれません。
いずれにしても、「これが成果です」と明示的に伝えられるものが必要です。
自分がアピールしたい内容の成果と言えるものは何かと考えてみてください。
成果物があるということは、その成果を出すために努力や工夫があったと他者も思ってくれます。エピソードにも証拠が示せます。

これは逆に言えば、成果物のない学習経験は相手に理解してもらいにくいものとなる、ということでもあります。
もちろん具体的な成果物がないからダメだというわけではありません。学習経験の伝え方で相手にもきちんとわかってもらうことができます。
しかし、成果物はないよりはあった方がいいものです。自分が誇れる成果を証拠づけるものは何か、考えてみてください。

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