【作文とは違う!】小論文の書き方の原則を教えます。

「入試で小論文が出ることはわかっているけど、どんなふうに書けばよいのかわからない!」

小論文を書こうと思っても、書き方がわからずに始められない受験生が数多くいます。
そこで、今回は作文の書き方と比べながら小論文の書き方の原則についてお話しします。

原稿用紙の使い方


入試小論文の解答用紙は、ほとんどの場合原稿用紙の使い方にしたがって書きます。
ここでは原稿用紙の使い方で絶対におさえておきたい4つのことを説明します。

 

特に指示がない限り題名と氏名は書かない

作文の場合は、はじめに題名と自分の名前を書きます。
しかし小論文では、特に指示がない限り題名と氏名を書くことはありません。

論じるテーマは与えられていますから改めて書く必要はありません。
また名前も解答用紙の別の欄に書きますので小論文の中に含める必要はありません。

 

段落のはじめは一字下げる

教科書や本の文章は書き出しの部分が一字下がっていますよね。
作文を書くときにも書き出しを一字分下げるように教わったと思います

この点は小論文も同じです。
段落の書き出しは一字分下げましょう。

 

段落を分けて書く

途中で段落を変えずにダラダラと書き続けてしまうことがあります。

段落を変えない文章は読みにくく、自分の考えが読み手に伝わりづらくなってしまいます。
話題が変わるところや次の考えへ進むところで段落を変えましょう。

 

もちろん次の段落は一字分下げて書き出します。

 

句読点や記号はひとマス使う

句点(。)や読点(、)、カギカッコ(「 」)といった記号は、原稿用紙のひとマスを使って書きます。
ただし、句読点が行頭にきてしまう場合は、前の行末のひとマスの中に文字と句読点を一緒に書きます。

 

文の書き方


小論文を書く時に気をつけたい文の書き方のきまりがあります。
わかりやすく、きちんとした印象を与える文の書き方を知っておきましょう。
ここでは4つのポイントを紹介します。

 

文末は「~です。」「~ます。」ではなく「~だ。」「~である。」にする

作文では文末を「~です。」「~ます。」にすることが多かったのではないでしょうか。
しかし小論文では丁寧な言葉づかいより自分の意見をしっかり述べることの方が大切です。
ですから文末は「~だ。」「~である。」「活用語の終止形」にしましょう。

【例】
× 小学校から英語の学習をするべきだと思います。英語が話せなければグローバルに活躍できません。
○ 小学校から英語の学習をするべきである。英語が話せなければグローバルに活躍できない。

 

「僕」「自分」ではなく「私」で統一する

小論文に限らず、きちんとした言葉づかいをするときには自分のことを「私」と呼ぶのが一般的です。
そこで、小論文でも自分のことを表すときには「私」と書きましょう。

【例】
× 人権の尊重が大切だと僕は考える。
× 人権の尊重が大切だと自分は考える。
○ 人権の尊重が大切だと私は考える。

 

なんでもかんでも漢字を使えばいいわけではない!

ひらがなが多くて漢字の少ない文章は幼く感じられるかもしれません。
しかし、漢字を使いすぎるのも考えものです。

ふつうはひらがなで書くとされている言葉を漢字で書かないようにしましょう。

【例】
「~する事は無い」→「~することはない」
「~と言う出来事があった」→「~というできごとがあった」
「~して見るのが良いのではないか」→「~してみるのがよいのではないか」

 

主語と述語を対応させる

日本語の骨組みである主語と述語が食い違ってしまうと、文の意味を正確に伝えられなくなってしまいます。

特に一文が長すぎると主語と述語が食い違いがちです。
文を書きながら気をつけるだけでなく、書き終わった後にもう一度読み返して確かめましょう。

【例1】
× 今はペットブームで、ペットを飼う人が多くなってきたが、それと同時に問題も起こっており、たとえば途中で飼育を放棄してしまう。
 今はペットブームで、ペットを飼う人が多くなってきた、しかしそれと同時に問題も起こっている。たとえば途中で飼育を放棄してしまう人がいることだ。

 

【例2】
× 私は将来の夢は外交官になって世界の平和に役立ちたい。
 私は将来外交官になって世界の平和に役立ちたい。
 私の将来の夢は外交官になって世界の平和に役立つことだ。

 

おわりに

小論文の書き方の原則がわかりましたか?
原稿用紙の使い方と文の書き方をマスターして、わかりやすい小論文を書けるように練習してくださいね。

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