入試直前!英語の設問別解法CHECK

共通テストも終わり、受験もいよいよ佳境に入ってきましたね。
今回は「まだ解くときのポイントがわからない設問がある…」「直前に解き方をおさらいしたい」という人向けの「設問別解き方CHECK」をお届けします。

空所補充問題


空所補充問題が苦手な人は多いですが、多くの場合「適切な解法」で解けていないだけです。

空所補充問題には、大きく分けて以下の2通りの問題形式があります。

① 文法・語法・イディオムの問題
② 論理関係を把握する問題

それぞれの解き方を確認していきましょう。

 

文法・語法・イディオムの問題の基本的な解き方

文法・語法・イディオムの問題は、知識問題です。
基本的な解き方から確認していきましょう。

例題)In order to attain this object David focuses his attention ( ) the analysis of conduct.

〈解き方〉
① ( ) に入る品詞を特定。
② 空所の後ろが名詞なら、( )に入るのは 動詞 または 前置詞。
③ 今回は focusが動詞なので、( )に入るのは前置詞となる。
④ focus A on Bの語法から、( )にonが入ると考える。

このように、文法・語法・イディオムの問題は、空所に入る品詞を特定し、そこから絞り込むとスムーズに解くことができます。

 

論理関係や抽象―具体の関係から考える

論理関係を把握する問題は、論理関係や抽象-具体の関係から攻める必要があります。

この場合、前後1文の論理関係の把握や、段落内での抽象-具体の関係把握が必要です。

例題)In most cases, Spencer is regarded as a philosopher, who claims Idividualism, social Darwinism, Evolutionary Ethics, and so on. Many arguments about these ideas have been made. ( ), little consideration has been given to his two Ethics, ‘Absolute Ethics’ and ‘ Relative Ethics’.

(  )の前の文では、「多くの議論がなされてきた」という内容で、(   )の後ろの文では、「ほとんど考察されていない」という内容である。
こう考えると(   )内には逆接系の接続詞や接続副詞が入るのでは?と考えることができます。

知識の問題を論理関係を把握する問題の解き方で解いたり、その逆のことをするとうまくいきません。
まずは知識と論理のどちらが聞かれているのかを把握してから解き始めることが大切です。

 

内容一致問題


設問がある内容一致問題の場合は、設問だけを先に読んでおきましょう。

その際に、選択肢を読んではいけません。
選択肢のほとんどは間違い / 巧妙なひっかけになっているので解く前に邪魔な情報が入ってきてしまいます。

そして、内容一致問題の場合、本文の中に解答の根拠となる参照箇所があります。これを探さないといけません。

〈解き方〉
① まず、設問を読む。(選択肢は見ない)
② 設問の内容(主に名詞)を中心に、該当する段落を特定する。
③ 大枠(段落のイイタイコト)を聞いてくる問題は、段落のイイタイコトを根拠に解答する。
④ 段落の細かな数値などを聞かれる場合は、段落内の該当する文を根拠に解答する。
⑤ 言い換え表現には注意!特に具体と抽象の関係や因果関係は狙われやすい。

 

内容一致問題の選択肢で注意するポイント

また、さらに具体的には以下のポイントを意識することを忘れないようにしましょう。

・ 極論表現(all / no / only / completely)などが含まれるものには要注意。
・否定語(no / not)が含まれるものには要注意。
(否定語を外して考えて、本文に書かれているかどうかを考えるのもアリ)
・前半は本文内容に合っているが、後半は本文内容とは異なるものに要注意。
・因果関係を含む表現(be responsible forなど)には要注意

 

英文和訳問題


英文和訳問題を解く際に、まず確認しなければいけないことは、

文構造が取れていることをきちんと答案に示せるように解答すること

です。

しっかり文構造が取れていることが採点者に伝わることが点数を取るためには必要です。
これができていない答案は、適当に訳したと思われてしまいます。

 

英文和訳問題

そうならないために、いくつかのポイントを確認しておきましょう。

① まず主節とその他の部分に分ける。
② 主節のS-Vを中心にまとめて、その他の部分は追加情報として処理する。
③ その他の部分が、何を修飾しているのかを考える。
④ It … that 〜の関係や so … that 〜の関係を見失わないようにする。
⑤ 下線部にわからない単語がある場合は、あわてずに前後の内容から推測する。

まずはこれらのポイントをしっかり押さえましょう。

過度な意訳よりも文構造に忠実な和訳

また、英文和訳問題では、ものすごく綺麗な和訳は求められていないということもおさらいしておきましょう。

とても綺麗な訳にするための過度な意訳よりも、文構造に忠実に和訳することが求められています。
直訳:意訳=8:2のバランスを意識して、手堅く解答することが必要です。

また、特に問題に指示がない場合は、it, them, thatなどの指示内容を無理に取る必要はありません。
もちろん「指示語の内容を明示して和訳せよ」という場合もあるので、日々の演習で指示語の内容を確認することは忘れずに!

ちなみに、指示語を探す原則は「近いものから探せ!」です。

 

同意表現選択


同意表現選択問題は、

① 本文中の「単語」と同じ意味のものを答える問題
② 本文中の「文」と同じ意味の文を選ぶ問題

の2つがあります。

 

本文中の「単語」と同じ意味のものを答える問題の解き方

入試問題によっては、単純な語彙の問題となっている大学もあります。

この場合は、単に単語 / イディオムの知識を問うているだけです。
単語とイディオムのメンテナンスは最後の最後まで続けてください。

しかし、大学によっては知らない単語やイディオムを問題に出すこともあります。

その場合は本文から単語を推測することが求められているので、その単語を(   )でくくり、空所補充問題とみなして考えてみてください。

いきなり意味を絞り込めない場合は、プラス / マイナスのトーンから考えていきましょう。

 

本文中の「文」と同じ意味のものを答える問題の解き方

まず、1文の文構造を取り、S Vをはっきりさせましょう。

そして「英文和訳問題」を解く際の手順を参考に、下線部の内容を把握しましょう。
そして、その分析に一番近いものを選ぶイメージで解答しましょう。

「文」の意味と同じものを選ばせる問題は、選択肢が紛らわしい場合が多いので、S Vの把握や修飾関係の整理という下処理をきちんとやることがポイントです。

 

おわりに


知識量を増やし、考え方を洗練させることで志望校合格はぐんと近づきます。

ひとつひとつの問題に対するアプローチの仕方の最終確認も大詰めです。最後まで丁寧かつ着実な確認と修正を心がけましょう!

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