【時期別】英語長文読解で夏から取り組んでいくべき学習法と参考書

この時期からの英文法の学習方法を紹介した前回に引き続き、今回は長文編をお送りします。

長文の学習テーマは時期ごとに異なる

初夏から冬にかけての英語長文の学習イメージは、

参考書や過去問を使い、読み方・解き方を確認し、実戦力を鍛える

という感じです。こちらも時期ごとに分けてお話ししていこうと思います。

 

初夏の英語学習のテーマは英文読解のルールを知ること


初夏から夏休みにかけては、[長文を読むための英文読解]のルールを知ることがメインテーマになります。

英文を読むときに何を意識したらいいかよく分からない…という人は、夏休み前まで 、または夏休みの前半までに次の参考書のどちらかをやっておくことがオススメです。

 

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文法を学習するだけでは捉えきれなかった読解のルール、英文の処理の仕方などが丁寧に解説されています。

長文の参考書・過去問を使う前に不安な人はしっかり押さえておきましょう!

 

いよいよ長文に入る夏休み

夏休みはいよいよ長文の学習に入っていきます。

長文の学習で使用するのは、過去問と長文の参考書です。

 

過去問と参考書のバランス

過去問と参考書のバランスはどのように取れば良いのでしょうか。
個人的にオススメなのは、

夏の間は、予備校・学校などの講習で学んだ読解の基礎を定着させるために参考書をやり、9月から過去問演習をスタートできるように用意する

という学習の仕方です。
もちろん、もうすでに読解の基礎が身についている人は過去問演習に入っても良いでしょう。

参考書を使って学習する場合、オススメの参考書は、



です。

この参考書は、設問の解説が丁寧なだけでなく、文の構造を重点的に説明し、複雑なものには文法&構造のポイントがついており、解説が詳しいのが特長です。
また、巻末には再録の英文も掲載されており、反復学習がしやすくなっています。

 

長文の復習の仕方については、以前[英語の成績向上につながる復習の仕方] /[英語学習に効果のある音読、できていますか?]の中で詳しく触れているので、そちらを参考にしてください。

 

記述対策や設題形式別対策は秋以降に過去問で

これらの参考書をこなした上で、「さらに記述対策をしたい!」または「設題形式別に対策をしたい!」という場合は、秋以降に過去問を解いてそれを分析する学習を行えれば良いと思います。

この参考書は、語数が少ない長文から多い長文まで幅広く掲載されており、無理なく着実に記述対策ができるオススメの一冊です。
また、解説にはパラグラフメモもついており、メモを取りながら読んでいく読み方をしていく際には、メモの取り方の確認もできます。
ただし、各英文ごとの構造解説などはないので中上級者向けです。

 

英語長文が早く読めるようになるのは、正しい英語学習の成果である


長文の参考書をやるときに気をつけておかなければならないことは、

はじめはあまり時間を気にしすぎず、自分が英文を理解出来るMAXのスピードで読むこと を心がける

 

ということです。

もちろん入試には試験時間があり、その中で問題を解かなければなりません。

しかし、むやみやたらに早く読もうとしても字面を追っているだけで内容理解ができません。
このやり方ではなかなか思うように長文で点数が取れるようにならないでしょう。

長文が早く読めるようになるのは、正しい英語学習の成果である。

 

ということを忘れずに学習を進めていきましょう。

先ほど示した参考書で英文の読み方を学び、そしてそれが自分でできているかを参考書で確認し、復習を積み重ねていくことが大切です。

 

秋から冬にかけては過去問を中心に演習していく

秋から冬にかけては、

過去問を中心に演習をしていく

ことを意識して学習を進めていきましょう。

なかなか最初は時間内に解けないことが多いと思います。
しかし、志望大学の過去問を解き、それを夏の参考書演習を通じて得た基礎力を使い分析・復習し対策をしていくうちに自分の課題が見つかり、それを1つ1つクリアしていくことで、「時間の壁」を超えることができるようになります。

 

まずはしっかりと、英文読解を支えている基本的なルールを身につけることを意識して学習を進めていきましょう。

 

おわりに

今回は、英語長文についての勉強計画について紹介しました。
「今」やっていることが、このあとどのように活きてくるのかを実感してもらえたならとても嬉しいです。

受験勉強もいよいよ天王山と言われる「夏」に突入します。勉強計画をしっかり立て、有意義な学習をしていきましょう!

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