[連載小説]像に溺れる #24 人権ゲージ――像に溺れる 「法学入門」の序盤に、「人権」という言葉について解説するコラムがあった。 ぼくは自然と、それを長い時間眺めていた。 そのコラムによれば、「人権」は多層的・多義的... 2021年2月27日 鹿間 羊市
[連載小説]像に溺れる #23 未知の生態――像に溺れる 反応に困っているぼくを見て、白沢はからかうような笑みを浮かべた。 「闇深そうな人、なんか気になっちゃうんだよね」 ぼくのことを馬鹿にしているのか、あるいは一目置... 2021年2月20日 鹿間 羊市
[連載小説]像に溺れる #22 「羅生門」の記憶――像に溺れる 教室の隅で行う作業はひどく孤独だった。 それは昼休みに部室棟の階段で感じる孤独とは性質の異なるもので、ぼくは自分自身の存在が、惨めに虐げられている者の像へと押し... 2021年2月13日 鹿間 羊市
京都の歩き方 【特集】豊臣秀吉ゆかりのスポット【佐京由悠の京都の歩き方】 はい、お疲れ様でございます。 今日はいつもと違い「特集」という形をとって、特定のテーマで京都を巡っていくスタイルです。 初の「特集」はズバリ、豊臣秀吉! 豊臣秀... 2021年2月12日 佐京由悠
[連載小説]像に溺れる #21権力の構造――像に溺れる 次の日、四時間目が終わって席を立とうとすると、早川が目の前に現れた。 はじめて話す気がするけれども、早川はとくに身構える様子もなく、淡々とした調子で話しかけてく... 2021年2月6日 鹿間 羊市
京都の歩き方 三十三間堂~1001体の無限大の慈悲~【佐京由悠の京都の歩き方】 はい、お疲れ様でございます。 今回取り上げるのは三十三間堂。 1001体の仏像がならぶインパクト大のお写真、見たことある方も多いのではないのかと思います。 三十... 2021年2月2日 佐京由悠
[連載小説]像に溺れる #20 個別のチャット――像に溺れる 文化祭を十日後に控えたホームルームでは、出し物である脱出ゲームの具体的な中身について、芝原がぬかりなく取り決めを進行していった。 迷路内に仕掛ける罠をめぐるさま... 2021年1月30日 鹿間 羊市
[連載小説]像に溺れる #19 小さな変化――像に溺れる 遠藤はもともと、別の二人の女子とよくつるんでいたはずだ。 白沢柚希と早川香莉奈という、特進クラスにおいては垢抜けた外見をしていて、器用に何でもこなせるタイプであ... 2021年1月23日 鹿間 羊市
[連載小説]像に溺れる #18 コバンザメ――像に溺れる 中間テストが終わってしばらくの間、教室には何やら息苦しい空気が充満し続けていた。 一人ひとりがテストの結果を待っているというだけではなくて、結果によってクラス内... 2021年1月16日 鹿間 羊市
[連載小説]像に溺れる #17 罰による強制――像に溺れる 「法学入門」の内容は示唆に富んでいて、現実をどのような切り口から考えればいいか、確かな視座を与えてくれた。 冒頭では「法とは何か」を説明するため、法を成立させる... 2021年1月9日 鹿間 羊市