【2021年版】受験学年になる前に取り組むべき現代文学習のポイント

こんにちは、羽場です。

「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、3月あるいは4月から新たに「受験生」となる人は、ここから受験までの現代文学習のイメージは掴めていますか?

いよいよ迎える本格的な受験生としての1年間を過ごす前の今、どのような点に意識を向けていくべきか、今取り組むべきことは何か解説していきたいと思います。

受験学年になる前に取り組むべき現代文学習のポイント

新年度までに取り組みたいこと――「すでに取り組んでいる」という人も改めて確認したいこと――は4つあります。

・現代文の学習イメージをつかむ
・語彙力の拡充

・本文読解の基本を確認
・知識の獲得

それぞれの点について少しずつ掘り下げていきます。

 

現代文の学習イメージをつかむ

現代文ってどんな勉強をすれば良いかわからない

現代文なんて勉強してもしなくても変わらない

こんなイメージを持っている人はいませんか?

現代文という科目が、これまでずっと「文章を読んで問題を解く」ことを繰り返してきたはずなのに成績が上がらなかったり、復習の仕方がわからなかったりしがちな科目であるのはたしかに否定できません。

しかしながら、現代文もきちんと学習を積んでいけば十分に伸ばせる/安定させることが可能な科目であるはずです。
実際、これまでに多くの受験生が現代文の成績を安定させてきたわけですから。

 

「現代文ができる=センスがある」は間違い?

でも、それはその人にもともと現代文の「センス」があったからでは?

こう思うでしょうか。

たしかに、いわゆる「センス」がある人、それほど現代文の学習をしなくてもある程度得点できるという人はそれなりにいます。
そしてそれは読書家に限った話でもないでしょう。

でもその一方で、「最初は現代文が苦手だったけれど、しっかりと成績を伸ばせた」という経験を持つ人も多くいるというのもまた事実です。

では、そんな人たちは一体どのようにして苦手を克服していったのでしょうか。

 

現代文学習を始める前に

それは、現代文という科目ときちんと向き合い、適切な学習をしていったということです。

どんな力を身につけていく必要があるのか、どんな学習をしていけば良いのか、気をつけなければならないポイントは何か……。
そういった一つ一つをしっかりと理解し、今の自分の力を把握する。
まずはそこからスタートです。

このとき、人によってはいわゆる「マインドセット」を変える必要があるかもしれません。

マインドセット
これまでの経験や先入観などからつくられる思い込みや考え方のパターン。

たとえば、

現代文は勉強してもどうせ伸びない。
現代文にきちんとした勉強の仕方など存在しない。
とにかくたくさんの文章を読んで問題を解くしかない。

こんな考え方をしてしまっている人は要注意です。
まずはその固定観念を捨てましょう。

現代文学習を始める前にきちんと理解しておきたい考え方を確認したいという人は、まず安達雄大先生の『安達雄大のゼロから始める現代文』に取り組んでみることをお勧めします。
特に、第1章「現代文開始の前に……」は必読です。

 

現代文読解に必須の「頻出語彙」を理解する


強靭な語彙力を持つ受験生とそうでない受験生と,どちらの方が安定した文章読解ができると思いますか?

答えは言うまでもなく,「強靭な語彙力を持つ受験生」です。文章に書かれている内容を理解するためにも,記述解答を書くためにも,やはり言葉というものを知らなくてはなりません。

そのためにも,これから触れる文章の中で出会った言葉をその都度調べながら少しずつ使いこなせる言葉を増やしていくわけですが,この時期にまずはある程度まとめて「頻出語彙」と呼ばれるものと向き合ってみることをお勧めします。

とはいえ、ひたすら単語ばかり学習しているわけにもいきません。
次に紹介する「読解学習」と同時に進めていくことが必要でしょう。

おすすめは,語彙同士の関係性を掴みやすい『イラストとネットワーキングで覚える現代文単語 げんたん』

改訂版になってパワーアップしました。
くわしいレビューはこちらから。

 

本文読解の基本を確認する

特にこの時期の現代文「読解」の学習で大切なことは、

ただひたすら、とにかく多くの文章問題に取り組めば良いというわけではない。

ということを意識することです。
一貫した読み方、解き方を意識してください。

まずは参考書を通して「本文の読み方・考え方・問題へのアプローチの仕方」を理解し、問題集を通してそれを定着させていくイメージです。

特に、この時期のみなさんに意識してもらいたいのは、文章構造を掴む練習をすること。

ただ漠然と文章を読むのではなく、文と文のつながり、部分と部分のつながり、段落と段落のつながり…など、それぞれの関係性を掴みながら読むイメージを掴んでもらいたいものです。

ゼロからきちんと積み上げていきたい人は『船口のゼロから読み解く最強の現代文』『安達雄大のゼロから始める現代文』を活用しましょう。


少し学習が進んでいる人には『池上の短文からはじめる現代文読解』がおすすめです。

『池上の短文からはじめる現代文読解』(学研プラス)のレビューはこちら

さらに学習が進んでいる人は『無敵の現代文記述攻略メソッド』に取り組んでみると良いでしょう。

これらに取り組みながら、文章構造を捉える、論の展開を捉えるイメージを掴んでおきたいところです。

 

「背景知識」をどう捉えるか

文章の中で書かれていることを元にいろいろと読み取っていくのが現代文読解というものです。
とはいえ、「その文章を読む前提となる知識」があるかどうかでその読み取り方、理解度は異なります。

現代文の問題である以上、背景知識だけで解けるわけではありませんし、背景知識に(正しくない仕方で)頼りすぎた結果、誤った解釈をしてしまうことだってあり得ます。

それでも、やはり知識があるに越したことはないですし、最低限その文章を読む前提になっている知識は身につけておきたいものです。

『現代文キーワード読解』などの、語彙・知識がテーマ別にまとまっている参考書を用いる、様々なジャンルの書籍を読むことである程度の前提知識を習得しておくと、難解に感じていた文章の理解が進むかもしれません。

 

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  1. 2019年 3月 06日
  2. 2019年 5月 16日
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