受験生がSNSを情報収集ツールとして活用するために欠かせない「使い分け」

こんにちは、羽場です。

みなさんはTwitterやInstagram、LINEなどのSNSを利用していますか?
おそらく、日常の中でSNSとは切り離せない生活を送っているという人も多いでしょう。

SNSはSocial Networking Serviceの名の通り、登録者同士が交流できる場として威力を発揮します。
僕自身、SNSを通して知り合ったり、SNSでしか繋がっていなかったりする交友関係も少なくありません。

交流の場、コミュニケーションツールとしてのSNSは非常に便利ですが、それ以外の使い方にも目を向けてみるのはいかがでしょうか。

今回は、受験生がSNSを活用する方法を紹介していきます。

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現代文の学習に悩んでいる受験生、これから現代文学習を始めようと思っている受験生はぜひ手に取ってみてください。

それぞれの性質を理解してSNSを活用する

何事もそうですが、SNSを活用する際にもメリットとデメリットが存在します。
したがって、メリットとデメリットの両方を理解した上で、「SNSの強みを活かしつつ落とし穴を回避する」意識で活用していくことが大切です。

SNSを利用するメリット

そもそも、SNSにはどんなメリットがあるのでしょうか。
人によってメリットだと感じるものはさまざまでしょうが、ここでは次の3点に注目してみたいと思います。

SNSを活用するメリット
  1. 情報が速い(速報性)
  2. 情報収集に活用できる
  3. 専門家とも接点を持つことができる可能性がある

受験生世代がどうなのかはわかりかねますが、何か気になるニュースがあったときや地震が起きたときなどに、テレビやニュースサイトより先にTwitterを開いているという人も少なくありません。

SNSはユーザーが気軽に発信できるため、何かが起きると大抵すぐに誰かが情報を発信しているものです。
新しい出来事に対する何かしらの情報をすぐに得たいときに便利なツールであるのは間違いありません。

また、専門家や自分の読んだ書籍の著者などの発信を比較的近い距離で受け取っているような感覚になれたり、場合によっては接点を持つこともできたりするのも大きな特長と言えるでしょう。

SNSを利用するデメリット

一方で、もちろんSNSを使うことによるデメリットも多く存在します。
たとえば、

SNSを使用するデメリット
  1. 得られる情報は玉石混交である
  2. 承認欲求を満たすための投稿になりがちである
  3. 情報が偏りがちである
  4. 時間の浪費に繋がりかねない

他にもたくさんありますが、こうした「デメリット」「落とし穴」については別の記事で詳しく解説していきます。

得意分野に合わせてSNSを使い分ける

ご存知の通り、一口にSNSと言ってもその種類は多様です。
そして、それぞれに特長・得意分野があります。

  • Twitter
    基本的には文字情報。公式アカウントや専門家による情報発信に触れやすい。拡散力が強み。
  • Instagram
    基本的には画像・動画などによる情報。学習机のインテリアや文房具など、写真を通して得たい情報を集めるのに最適。
  • YouTube・TikTokなどの動画SNS
    文字だけでは理解できなかったものや手順、現場の映像などを確認する際、動画による情報収集が可能。
  • LINE
    コミュニケーションツールとしての活用が最適。

他にも多様なサービスがありますが、自分が使おうと思っているサービスを次の2通りに分類してみましょう。
この分類は人によって異なっていて構いません。

SNSを分類する
  • A.交流を目的としたSNS
  • B.情報収集を目的としたSNS

先ほど挙げたの4つの例で考えると、LINE/InstagramがAに、Twitter/動画SNSはBに該当することが多いでしょう。
「机周りなどを整えるために他の人の学習環境を参考にしたい」という人はInstagramもBに該当するかもしれません。

あくまで「自分の目的に合わせて」分類することが重要です。

発信もしたい場合は「情報収集用アカウント」を作成する

いわゆる「勉強垢」を運営したい場合など、「情報を受け取るだけでなく、自分でも発信していきたい」という人もいるでしょう。

交流をしつつ情報も集めたい場合、複数のアカウントを作成できるサービスでは「情報収集用アカウント」を作っておくことをおすすめします。

交流目的で使う場合と情報収集目的で使う場合とをきちんと区別しておくことで、「承認欲求を満たすためだけの投稿をしていた」「気づいたら時間が溶けていた」という状態を避けやすくなるはずです。

Twitterの活用法

個人的には、SNSの中で最も情報収集に向いていると思っているのがTwitterです。
情報収集ツールとしての使い方としては以下の3つをおすすめします。

Twitterを用いた情報収集
  • テーマごとのリストを作成し、そのトピックの専門家やメディア・公式アカウントを追加する
  • ニュースメディアや専門家を中心に幅広くフォローする
  • ハッシュタグや検索結果をフォローする

特におすすめなのは一番上の「リスト」を活用した情報収集です。

現在のTwitterは公式アプリかwebからしか見られなくなったので少し手間はかかりますが、テーマごとにリストを分けておくことで、自分が気になっているテーマを中心に追いかけていきやすくなります。

この際のポイントは「幅広くリストに入れる/フォローする」ことです。
特定の思想に偏らないようにすることを心がけましょう。

それぞれの詳しいやり方については公式ヘルプページを参考にしてください。

Instagramの活用法

Instagramは今でも画像を通して「映える」ものに溢れているSNSといえます。

あまり情報収集には向いていないように感じるかもしれませんが、「集中できる環境づくり」「ノートの使い方」などで他者の実践を参考にしたい際には役に立つことがあります。

基本的にはハッシュタグ(#)検索を活用しつつ、追いかけたいトピックについては「ハッシュタグをフォローする」という使い方が可能です。

動画SNSの活用法

YouTubeやTikTokなどの動画サービスも、うまく使えば有用なコンテンツです。
ただし、内容の正しさが保証されているとは限らない点だけは他のSNS同様に意識しておいてください。

動画SNSを活用する方法

「わからないところをピンポイントで活用する」ことを意識する。

  1. 動画を活用した方が良さそうな単元をピンポイントで確認する
  2. 教科書・参考書・Webを利用して理解を深める/内容を確認する

 

体系的に学習したい場合は「再生リスト」を活用する

「世界史は独学で進めるから、通史を授業動画で学習しよう」というように、(あまりおすすめはしませんが)動画SNSを利用して体系的に学習したいという場合もあるでしょう。

その場合、YouTubeのように「再生リスト」機能が使えるものは再生リスト機能を活用しましょう。

動画SNSでは「自動再生機能」や「おすすめの動画」など、体系立った学習をしづらくする仕掛けがたくさん存在します。
この点に注意しておかなければ「気づいたら全く違う動画を見ていた」ということになりかねません。

動画SNSを学習で活用する場合、他のSNS以上に「目的意識」をはっきりとさせておくことが重要

でしょう。

以前、世界史の鈴木悠介先生に「大学受験の世界史学習にYouTubeを最大限活用する方法」という記事を寄稿してもらいました。
こちらも参考にしてみてください。
▼参考:「大学受験の世界史学習にYouTubeを最大限活用する方法」

SNSで自分の学習を振り返る

ここまではSNSを用いた情報収集の方法について紹介してきました。
最後に、すこし違った活用方法をご紹介しましょう。

それは、「SNS非公開アカウントを用いて自分の学習を振り返る」ことです。
SNS上に「勉強日誌」を残していくイメージです。

もしかしたら、「スタディプラス」のようなサービスを活用してこのような記録をしている人もいるかもしれません。

こうした記録は、あくまで自分がペースやバランス、学習内容などを振り返るためのものです。
ですので、「自分だけが見られる」状態にしておけば良いでしょう。

モチベーション維持のために「他の人にも見てもらいたい」という人は、いわゆる「勉強垢」のようなものを作るのもよいとは思いますが、「その日の終わりに投稿するだけ」などと、投稿する時間を決めておくことをおすすめします。

そうすることで、「他の人から褒めてもらいたい」からと学習時間・内容を盛ってしまったり、他の人の情報に惑わされたりする可能性を少しだけ下げることができるかもしれません。

おわりに

SNSは、有効活用していけば非常に便利なツールです。

一方で、昨今の炎上騒ぎに象徴されるように、使い方を誤れば大変な痛手を被ります。
(そもそも反社会的行為を行わないのはもちろん大前提です)。

目的意識をしっかりと持ってSNSとうまく付き合うことで、さまざまな情報を収集・活用していってください。

『スマートステップ 現代文』書籍情報

  • 書名:『スマートステップ現代文』
  • 出版社:Z会
  • 著者:羽場雅希[著]・Z会編集部[編]
  • 発売日:2023年3月10日
  • 定価:1,100円(税込:1,210円)

第1章「学習法編」補講
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※本記事はプロモーションを含む場合があります。

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